地元の県立博物館で3週にわたって(1回3時間)蒔絵のワークショップに参加しました。
寄贈記念 自然をうつす~漆芸家・関谷浩二が挑んだ漆表現の可能性~
この展示会のためのワークショップで、蒔絵とともに写生会もあり、タイミングよくすべてに参加することができました。
とはいえ、写生会の2週は体調がよくなく、気持ちはやさぐれていたのですが(笑)、それでも、1時間半という時間、じっくり野の花や木と向き合ったのは初めて。
自分の眼が生まれ変わったかのように、この写生会以来、野の花がきらきら光ってみえるほど。
それを経ての蒔絵だったので、いつもなら、何か気に入ったものを模写するといころ、写生したものを描くことにしました。研ぎ出し蒔絵がどういうものか、まったくイメージできていないので、蒔絵映えしない図柄であったものの、おもしろい時間でした。
もっと絵が描けたらと思い、写生会のために買ったスケッチブックをこれからも活用せねばと思っています。いまはもっぱら写生用に庭の野の花の写真ばかり。
庭のオドリコソウ。
この花が日本原産でヒメオドリコソウが外来種だということも写生会の前に散策したときに教えてもらいました。どちらも庭にあるのだけど、ヒメオドリコソウの方が少し早く咲き始めています。オドリコソウもきれいです。うれしいなあ。